自然の中で遊び、学ぼう

近年、人口は都市に集中し、高層マンションでの生活が増え、子どもたちが自然の中で、土に触れる機会が減りました。いくら科学技術が進歩し、生活が豊かになっても、私たち人間は地球上の生き物です。

戦時中、尼崎市街地に住んでいた私は、米軍B29の空襲を受け、郊外の田園地帯に疎開していました。授業が終わると、校庭で日が暮れるまで草野球、夏休みは小川でのドジョウすくい、フナ釣り、秋には、イモ掘り、採ってきたイナゴを食したことなどが、生涯での思い出です。

地方に行けば、まだまだ豊かな自然が残っています。「過疎の村おこし」として、「古民家の活用」、「生徒のいなくなった学舎の活用」がよく話題になっています。

もうすぐ夏休みです。子どもたちが自然に触れ、オゾンに満ちた大気が子どもの脳に送り込まれると、きっと寛容の精神に満ちた心豊かな大人になってくれるでしょう。

2023.7.1.

 

大人を癒してくれる“まなかい”

アリの嗅覚についての研究の第一人者である昆虫学者の尾崎まみこ教授から、予期せぬ原稿依頼がありました。先生が編集中の「動物の生きるしくみ図鑑」で、「愛着、養育」という章で、”まなかい”という言葉を是非とも取り上げたいとの思いから、以前私が「子育てをもっと楽しむ」の中で、この言葉を取り上げていたことを思い出され、執筆依頼が舞い込んだ次第です。

私自身も、この“まなかい”という語感が大好きです。赤ちゃんと見つめ合っていると思わず吹き出してしまいそうになります。お母さんと赤ちゃんが見つめ合い、微笑む姿を見ると、こちらまでつられて微笑んでしまいます。

ヒト新生児には表情の模倣という行為が生得的に備わっている

生まれて間もない赤ちゃんの目の前で、大人が舌を突き出したり、口を開閉しながら微笑みかけると、赤ちゃんはこちらの表情を鏡に映し出すようにまねます。ヒトの新生児は、他哺乳類と違って、自力で母親にしがみつけず、母親の手助けなしにはおっぱいを飲めません。

誕生したときから、他者、母親の関心を引き、世話をしてもらわないと生きていけないので、表情の模倣という行為が、ヒトでは生得的に備わったと考えられています。

育児の神様といわれる大先輩の小児科医、内藤壽七郎先生は、「育児の基本は、“まなかい”にある」と絶えず話されていました。広辞苑には、まなかい【目交ひ/眼間】とは、目と目の間、眼の前と記されているだけですが、先生は「目と目が合うこと」、アイコンタクトの意味で使っておられます。

単に目と目が合うというだけでなく、見つめ合いや微笑を通じての母と子の「快の情動」が、周りの人にまで伝わってきます。

尾崎まみこ教授は、ヒト乳児の頭の匂について神戸大学小児科の永瀬裕朗教授らと共同研究を行っておられます。研究室にはタイミングよく出産を間近に控えた女性医師が二人おられ、ご協力を得て現在研究が進行中です。母乳栄養児が離乳食を取り始めるとどのように変化していくのか、興味は尽きません。
2023.5.11.

試しにChatGPT君に英訳してもらいました。

“The Healing Power of ‘Manakai’ – How Babies Soothe Adults”

I received an unexpected manuscript request from Professor Mamiko Ozaki, a leading researcher in the field of ant olfaction. She is working on a section titled “Attachment and Nurturing” for the upcoming “Illustrated Guide to Animal Behavior” and wanted to include the term “manakai” which I had previously discussed in my book “Enjoying Child Rearing”.

I myself also love the sound of this word “manakai”. When I see a mother and baby looking at each other and smiling, I can’t help but burst into laughter. It’s contagious and makes me smile too.

Infants are born with an innate ability to mimic facial expressions. When an adult smiles or sticks out their tongue in front of a newborn, the baby mimics the expression back as if reflecting it in a mirror. Unlike other mammals, human newborns are unable to cling to their mothers or nurse without assistance.

From birth, infants require attention and care from others, especially their mothers, to survive. It is believed that the act of mimicking facial expressions is innate in humans because it is necessary for survival.

Dr. Jushichiro Naito, a senior pediatrician known as the godfather of child-rearing, constantly emphasized that “the basics of child-rearing are found in ‘manakai'”. While the dictionary simply defines “manakai” as “the space between the eyes”, Dr. Naito used it to mean “eye contact”.

Not only does “manakai” refer to the act of making eye contact, but it also refers to the “pleasurable emotional connection” between a mother and child through shared gazes and smiles, which can be felt by those around them.

気をつけるべきは感染症だけでない、 ~熱中症対策を忘れずに~

コロナ5類移行がようやく正式決定しました。マスク着用も個人の判断に任されることになりました。
これから気温が高くなる夏に向かいます。注意すべきは熱中症です。熱中症は真夏よりも、まだ暑さに身体が馴染んでいない夏の初めに多くみられます。

言葉が話せない乳幼児は、喉が渇いてもそれを訴えることができません。ベビーカーに乗せて外出するときは、注意が必要です。地面近くの温度は高くなっていますので、できるだけ日陰を通行するようにしましょう。また、子どもは喉が渇くのも忘れて遊びに夢中になります。脱水に十分注意して、こまめに水分補給をするように気をつけてください。

戸外で遊ぶ時や運動をするときには、必ずマスクを外すようにしてください。マスクをしていると、吐く息の体温がこもることになり、熱中症の原因になります。

ぐったりした様子や嘔吐、筋肉がつるなどの症状がみられたときは、熱中症の可能性が強いので、体を冷やしてすぐに病院を受診しましょう。

2023.5.5.

兵庫県地域子育てネットワークだより

ChatGPTによる「端午の節句の由来」

コロナ5類移行というニュースもあり、これまでの不自由な生活から一気に解放された感があります。
今朝から、孫娘の女子中学校の文化祭の見学に出かけました。久方ぶりの外出です。まだ大半の生徒はマスクをしていますが、明るく、元気な彼女らの声が響き渡る教室に入ると、長らく感じることのなかった生命の躍動、明るい未来を感じさせてくれます。
学校に向かう道中、真っ青に晴れ上がった五月の大空に、鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいました。5月5日は、戦前は「端午の節句」、1948年の祝日法公布によって制定された「こどもの日」です。

ChatGPTによる「端午の節句の由来」

AIによる文章化ソフトChatGPTは、世界中で大きな話題になっています。私も試しに、「端午の節句の由来」について問いかけてみました。数秒もしないうちに下記の答えが返ってきました。

A:
「端午の節句の由来は、中国の伝統的な行事である「端午節(端午の日)」にさかのぼります。
伝説によれば、中国の古代には、江河の魔物である「龍」と「魚」が人々を苦しめていました。そこで、ある時、名剣「草薙の剣(そうなぎのつるぎ)」を持った英雄・呂布が龍を討ち、魚は「艾草(がいそう)」と「菖蒲(しょうぶ)」を入れた「ちまき」で退治することに成功しました。この出来事が、「龍を退治し、災いを祓う」という意味から、端午節の由来となったとされています。
また、別の説によれば、端午節は中国の詩人である屈原(くつげん)を偲んで行われる祭りとされています。屈原は、自分の故郷を追われ、悲惨な最期を迎えたことから、彼を偲び、追悼するために、端午節が行われるようになったとされています。
日本においては、中国から伝わった端午節が、やがて「端午の節句」として定着し、家族の健康や子供たちの成長を願う行事となりました。」以上原文通り。

この回答では、日本での歴史についての記載が少なく、中国での由来を中心に記されています。ChatGPTの情報の中には、日本語よりも中国語での情報が多く含まれているのかもしれません。とはいえ、立派な文章には恐れ入ります。
2023.5.3.

うれしい後輩とのつながり

先日、後輩の医師岩谷壮太君が、米国の一流医学雑誌Pediatric Researchに掲載された論文を持って、自宅までわざわざ訪ねてきてくれました。

彼と私の出会いは、自分が後期高齢者となり、自由な時間ができ、ブラブラしていたときです。神戸大学の森岡一朗特任教授(現日本大学教授)から新生児黄疸研究グループへの誘いを受け、その時のパートナーに指名いただいたのが彼だったのです。

一度は消えた核黄疸が、いま再び問題に

1970年代には、赤ちゃんの重症黄疸は脳障害(核黄疸)を引き起こし、死亡・脳性麻痺の主要な原因でした。1982年に、私は核黄疸予知のためのUB測定用臨床検査機器(UBアナライザー)を、アローズ社生越義昌社長との共同開発に成功しました。広く実用化され、医療技術の進歩と相まって、核黄疸は激減したのです。
その後30年余り、核黄疸は日常診療現場で滅多に見られなくなり、若い新生児科医の間では過去の病気として、関心が薄れていました。

21世紀に入ると、新生児医療の進歩とともに、千グラム未満で出生した小さな超低出生体重児の生存率が著しく上昇しました。これまでのような成熟児ではなく、小さな未熟児において核黄疸の発生を耳にするようになったのです。

なぜ、再び私が研究室に戻ったか

開発時からすでに30年を経過し、UBアナライザーも限界かと不安になった時もありましたが、UBアナライザーで厳格に黄疸管理をしていた神戸大学では、核黄疸の発生がないことが分かり安堵したのを思い出します。

神戸大学の森岡グループが、超低体重出生児の黄疸管理の研究を再開したところへ、私も参加させて頂いたのです。私たちは、過去20年間、広く全国の医療施設で使用されていた神戸大学の治療基準の見直しにかかりました。多くの医療施設の協力を得て、2年足らずで、改訂版を作成することができました。

後輩への技の伝承

UBの測定原理は、多少難解なところがあります。UBアナライザーから打ち出されてくるデータの数字を利用できても、その原理を理解している新生児科医は限られていました。

私の研究室復帰の真の狙いは、UB測定原理を後進に伝承することです。白羽の矢を立てたのが岩谷壮太君でした。測定試薬作りから一緒に始め、ほぼ1年をかけて彼にすべて伝授することができました。

今回の彼の論文は、超低体重出生児の核黄疸予防に、UB測定の重要性を世に示したものです。多くの子どもたちが救われるに違いありません。素晴らしい後継者の誕生です。

生越義昌氏、仁志田博司氏へ捧げる

UBアナライザー開発者の生越義昌氏、UBアナライザーの普及啓発にご尽力いただいた仁志田博司氏が、最近相次いで他界され、心細い限りです。心より御冥福をお祈りするとともに、この論文を捧げたいと思います。

2023.04.16.

目は口ほどに物を言う

子どもたちは、3年余りの長期間にわたり、友人のマスクを外した顔を見ることがなかったのと思いますが、私は、子どもたちがマスクを着けていても、対面で接している限り、コミュニケーションという点ではあまり心配していません。

「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるように、相手のことを思っていれば、口には出さなくても眼差しだけで思いは伝わります。前にも書いたように、電車の中でベビーカーに乗っている乳児に、マスク越しに目だけで笑いかけても、今まで通り笑い返してくれます。

目は心の鏡

「目は心の鏡」は、「目を見れば、相手の心のようすがわかる」という意味のことわざです。良いことを考えていれば、相手の目は輝き、悪いことを考えていれば、相手の目は曇ります。目は人の心の状態を映し出します。
この3年間で、子どもたちには、相手の目を見て心を読む力が今まで以上についたに違いありません。
とはいえ、マスク越しの生活から解放されると、心が晴れやかになります。

2023.3.13.
2023.5.25.一部修正

子どもを守るには、職種間の連携を

乳幼児は大人に大きなエネルギーを与えてくれる

園児たちの元気にあふれた声が、保育園からそよ風に乗って響いてくると、大人の心を和ませます。電車の中でベビーカーに乗っている乳児は、マスク越しに目だけで微笑みかけても、微笑み返してくれます。
保育士の皆さんは、いつも乳幼児たちの元気な声と笑顔に接し、微笑み、抱きしめあえる本当に幸せな職業だと思います。私たち小児科医は、病院や診療所では発熱や下痢で元気を失った子どもたちを診ますが、健康診査の場で見る子どもたちの多くは元気一杯です。私たちは、子どもから大きなエネルギーをもらっています。

子どもの幸せには多職種間の連携が

小児科医も、保育士も目指しているのは、子どもの幸せです。保育士の皆さんは親に代わり育児を担い、小児科医は、子どもの健康を守るという役割を担っています。
子どもの健康には、遺伝的な要因もありますが、社会・経済的な要因も重要です。児童虐待・いじめ、事故、子どもの貧困など、乳幼児が直面している問題が無数あります。これらの問題は、医療者のみで解決できるものではなく、他の多くの職種の方々と連携して、はじめて子どもの幸せを達成できるのです。

こども基本法で何が変わるのか

この4月から、子どもたちの権利を守るために「こども基本法」が誕生しました。
「こども基本法」は、子どもの視点に立って、きめ細やかで、切れ目のない支援を行い、子どもにやさしい社会を目指すために成立した法律です。

女性の社会進出とともに、保育園・幼稚園・こども園の役割が今後ますます大きくなっていくものと考えられます。

保育園は、子どもたちの家庭です。

保育士は、子どもたちと最も長く過ごせる職種です。親や子どもたちに代わって子どもの幸せを守る上での重要な任務を担っています。

保育士が、子どもの幸せを守り、こどもの声の代弁者として情報発信するには、時間的なゆとりをもって働ける保育環境づくりが不可欠です。

2023.3.5.
本文985文字

Z世代に未来を託しては

Z世代はデジタル・ネイティブな世代

Z世代は、生まれながらにインターネットやパソコン・スマートフォンに囲まれている環境が当たり前のデジタルネイティブな世代です。YouTubeやSNSといったインターネットを介した情報収集、コミュニケーションに時間を割いている人が多く、その反面、TVの視聴時間は短いものとなっています。
Z世代は、明確に定義されているわけではなく、1995年から2012年頃までに生まれた世代を指すことが一般的です。

コスパよりもタイパのZ世代

Z世代は、コスパ(コスト・パフォーマンス)よりもタイパ(タイム・パフォーマンス)を選ぶ傾向にあります。この世代は、SNS用に簡略化された表現を用い、映画も倍速にして観るそうです。
限られた時間の中でどれだけ効率的に情報を取得するか、どれだけ満足感が得られたか、といった時間における成果に価値を見出しているそうです。彼らの会話を傍らで聞いていると、彼らが何の話をしているのか皆目見当がつきません。

Z世代が教え、Z世代が学ぶ学校現場では

コロナの流行で、リモート授業が増え、学校現場でのIT化が一気に進みました。小6の孫娘は、私よりはるかに器用にスマホを使いこなし、何の抵抗感もなく学校から配布されたパソコンで、宿題に取り組んでいます。
困っているのは若い担任の先生だと言います。Z世代であるにも関わらず、上からのお仕着せの時代遅れの教育法との板挟みにあっていると、生徒たちは冷ややかにみているようです。

Z世代が社会を動かす時代に

AI化が進んだ囲碁・将棋界では、仲邑菫(なかむら すみれ)さん、藤井聡太さんのような若者が活躍する時代です。
本年4月から施行されるこども基本法では、「全てのこどもについて、年齢及び発達の程度に応じ、自己に直接関係する全ての事項に関して意見を表明する機会・多様な社会的活動に参画する機会が確保されること」となっています。
今回の国会論議を聞いていると、その主役である子どもの意見が全く反映されておらず、岸田政権の「異次元」の子育て支援という曖昧な発言を聞いた途端に失望しました。
衆議院議員は満25歳以上、参議院議員は満30歳以上であるという縛りを削除し、18歳以上の若者が参加できるようにするのが、日本を活気ある国家にする最も効果的な策であるような気がします。

2023.3.2.

七草粥の由来と春の七草

1月7日の朝、七草粥を食べられましたか。そもそも、なぜ七草粥を食べるのでしょうか?
唐の時代、毎年この日に、7種類の若菜を入れた汁物を食べて、無病息災を願うようになったのが始まりです。

この風習は、奈良時代に日本へ伝わり、年のはじめに若菜を摘んで食べ、生命力をいただく「若草摘み」の風習が、7種類の穀物でお粥を作る「七種粥」の風習などと結びつき、「七草粥」に変化していきました。
江戸時代には、1月7日は五節句のひとつ、「人日(じんじつ)の節句」として定着したそうです。

春の七草、「せり・なずな/ごぎょう・はこべら/ほとけのざ/すずな・すずしろ/春の七草」は、五七五七七のリズムに合わせて口ずさむと、覚えやすいはずですが、私はどうしても覚えることができず、メモ書きを持って母のお使いに行ったのを思い出します。
今では、パック詰めした七草がスーパーの店頭に並んでおり、随分と楽な時代になったものです。

2023.1.8. 県子育て支援

新時代はこの未来だ

十代、二十代の若者たちに人気のAdoの曲、「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」というポップミュージックがレコード大賞優秀作品賞に選ばれ、また年末の紅白でも歌われました。
ポップ・ミュージックには若い頃から関心のなかった私ですが、この曲を年末に初めて耳にし、そのリズムに今までにない強い衝動を覚えました。
テンポが速く、なかなか歌詞が聞き取れないので、ネット検索してみると、「メタモルフォーゼ」という単語を見出しました。

「新時代」の歌詞

新時代はこの未来だ
世界中全部変えてしまえば変えてしまえば
ジャマモノやなものなんて消して
この世とメタモルフォーゼしようぜ
ミュージックキミが起こすマジック
・・・・・・・・

この歌詞の中に出てくるメタモルフォーゼ(変態)という言葉から、四半世紀前に私自身が学生講義に使っていた一枚のスライド「文明のMetamorphosis」を思い出しました。

サナギからチョウになる変態プロセス

チョウは、サナギの中で幼虫の体の組織が少しずつ変化して、空を飛ぶ美しい成虫に変身します。サナギは成長するのではなく,自らの形態と行動様式を変える変態を行っているのです。われわれ哺乳動物は、個体としてこのような変態プロセスを持ち合わせていません。

人間社会のメタモルフォーシス ゆらぎ社会

戦後の高度成長期の人間社会は, 蝶の変態にたとえていえば、卵から孵化した青虫がどんどん成長してサナギになるまでの過程でした。ところが、ある段階まで成長すると、サナギのように、外目にはじっとして動かなくなったのです。
この変態期には、古い体質と新しい体質が同居して、それまでの発想では収まり切らないものが多発し、「ゆらぎ社会」となったのです。

若者たちが感じている現代社会

最近よく用いられる言葉に,「個性化」や「多様化」があります。これらは一見, 分かったようで、その実よく分からない言葉です。不登校の問題も、児童に問題があるのではなく、昔ながらの教育方法に問題が潜んでおり、子供たちが学校に行きたがらない気持ちが私にはよく理解できます。

昔のような画一的、均質的な標準モデルが当てはまらない社会になっていることだけは確かであり、「新時代」の歌詞から彼らの未来への期待がよく伝わってきます。

Metamorphose は動詞、Metamorphosis は名詞。

2023.1.3.