Jアラートで思い出すこと

いつものようにテレビをみながら、朝食をとっていると、臨時ニュースが繰り返し流れました。北朝鮮から弾道ミサイル発射のJアラート=全国瞬時警報システムです。

政府発表によると、4日午前7時22分ごろ、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射され、最高高度は1,000キロで、過去最長の4,600キロ飛行したそうです。東北地方上空を通過して排他的経済水域(EEZ)外の太平洋に落下したそうです。

自衛隊が所有している迎撃ミサイルを、今回撃ち落そうと発射したのか、呆然と見送っていただけかは定かでありません。

ウクライナ戦争ばかりに目を向けていると、日本の上空を北朝鮮のミサイルが飛ぶという恐ろしい時代になったものです。

阪神淡路大震災とシェルター

思い出すのが、1995年1月の阪神淡路大震災の時のことです。自宅は全壊しましたが、幸い家族に怪我人もなく避難できました。

自宅再建にあたり、つぎの大災害は原爆に違いないと予測し、地下にシェルター付きの建物を夫婦で真剣に考えていました。

二人の話し合いで気づいたのは、シェルターのお陰で、私たち夫婦だけが生き残り、地表に出てみると、もう誰一人いない世界。想像しただけで、恐ろしくなりシェルターづくりを断念しました。
2022.10.12.