阪神、38年ぶりの日本一

世界中が戦争や自然災害といった暗いニュースが多い中で、私にとって今年最高の嬉しいニュースです。
第6戦で3勝3敗のタイに追いつかれた段階では。第7戦の相手投手宮城を打ち崩せるか不安でしたが、圧倒的勝利でホッとしました。

今年は、今までの阪神とは違い、大切なゲームは必ずものにしています。まさに横綱相撲。夢のようです。森下選手、村上投手をはじめ、2、3年目の若手選手の自信に満ちた、溌剌とした姿が印象的でした。怪我がなければ、来年、再来年も楽しみです。夢のある話の少ない中で、有難いことです。

38年前といえば、1985年。我が国の高度経済成長には陰りが見えはじめていましたが、医療分野では科学技術革命による新しい医療機器が普及しはじめ、欧米の医学水準に追いついた時代です。私が初めてアメリカ小児科学会で発表したのがその前年です。

今回の阪神優勝が、新しい時代への起爆剤となる予感がします。

2023.11.6.