ジェンダー平等を実現しよう

持続可能な社会づくりのための目標、SDGsのひとつが、「ジェンダー平等を実現しよう」です。

ジェンダーとは、社会的・文化的につくられる性別のことを指します。今の日本では、ジェンダーがキャリアにおいて障がいになっており、家庭での男女の役割分担がまだまだ固定的で、国会議員数においても女性は10%未満です。

小学5年生の孫娘が久方ぶりに我が家にやってきました。彼女は背も伸び、思春期をむかえ初めており、これまでと随分と雰囲気が変わってきたようです。

学校での友達の話を聞かせてくれました。彼女は女児の輪の中での方が、居心地良いそうですが、女児の中には、男児と一緒の方を好む児もいるようで、理解できないと不思議がっています。彼女には、すでに「ジェンダー」を意識した生活が始まっています。

これまでの規範にとらわれない新しい社会を、子どもたち自身がどのようにつくり上げていくのか楽しみです。静かに見守りたいと思います。

2021.11.7

ワクチン接種、あとひと踏ん張り

最近、変異株の流行とともに、子どもの新型コロナウイルス感染者が増えてきました。学級閉鎖や休校という措置がとられている学校もあります。

その感染経路をたどると、家庭での大人から子どもへの感染が主なようです。

わが国においても、新型コロナワクチンの接種が進み、高齢者では80%以上が2回接種済みですが、中年層や若年層のへ接種が遅れています。

子どもを新型コロナウイルス感染から守るためには、周囲の成人(養育者、子どもに関わる業務従事者等)へのワクチン接種が急がれます。

若年者では副反応が強いので、健康な子どもへのワクチン接種には、メリット(感染拡大予防等)とデメリット(副反応等)を、本人と養育者が十分理解した上で受けてください。クラブ活動などで自分のクラス以外の子どもとの接触機会が多い子どもには、ワクチン接種をとくにお勧めします。

2021.9.13.

コロナ下での熱中症の気づきと対処

倦怠感がある・頭がふらつく・発熱や頭痛など、熱中症の症状の多くが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状と共通しています。リンク元のアンカーテキスト

熱中症の初期には、「頭痛」や「めまい」、「だるさ」、「吐き気」など、ありふれた症状がみられます。熱中症による脱水で特に影響を受けやすいのが、脳・消化器・筋肉です。いずれの臓器も、機能の維持には、多くの水分が必要なのです。

体調不良の原因が、高温や高湿度にあると疑えば、涼しい場所に移動し、十分な水分摂取を行うなど、正しい熱中症対策を行ってください。これらの対策を行っても症状が改善しない場合には、原因が熱中症か、COVID-19かの判別は難しく、専門機関を受診するようにしてください。

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熱中症を招く脱水は、実は免疫力の低下にもつながります。とくにwithコロナの今、ウイルス感染リスクを高める危険性もあり、熱中症対策が感染予防対策につながることも知っておきましょう。

2021/07/16

ストレス解消には「五感」、とくに嗅覚で

五感とは、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の5つの感覚のことです。

子どもの心と身体を健やかに保つには、「五感」によい刺激を与え、日々のストレスを解消することです。

新型コロナによる長期の外出制限、マスクの着用や友達との距離をおいた生活は、大人以上に子どもへの大きなストレスになっています。

マスクは、人の表情を隠すだけでなく、人や自然の匂いも感じさせ難くしています。

土・樹木・風といった自然の匂いは、匂いと呼んでいいのか分からないほど空気に溶け込んで、季節の変化を香りで感じさせてくれます。森の中には、木々の発散する香りの成分「フィトンチッド」があふれており、清々しい爽快感をわれわれに与えます。

夏休みには、近くの樹々の生い茂る公園や、山に入り、周りに他人のいないことを確かめて、そっとマスクを外し、深呼吸し、親子で身も心もリフレッシュしてください。

2021/7/14    子どもの健康コラム

152. 乳幼児健診や予防接種を遅らせないで

乳幼児健診の目的は、年齢ごとに起こりやすい病気や問題を早めに見つけて治療に結び付けることです。予防接種も、感染症にかかる前に接種することが極めて大切です。

新型コロナウイルス感染症については、小児では成人に比べて感染し難く、また重症化する例が少ないため、ワクチン接種は高齢者からスタートしています。一般的に、小児、とくに乳幼児では感染症に対する免疫力が低いために、多くの予防接種は満1歳までに実施されています。

集団・個別に関係なく、子どもや付き添いの保護者の方に発熱や咳などの症状がないことを確認して受診して下さい。付き添いの方は手洗いを行って、マスクを着用して下さい。ただし、2歳未満の乳幼児でのマスク着用はむしろ危険です。

乳幼児健診やBCGなどの予防接種を集団で実施している市町村では、地域の流行状況により柔軟に対応しているところもあり、保健所や保健センターに確認して下さい。

兵庫県子育て支援 2021-5-17

151. コロナ禍の中で、注意すべき子どもの健康

子どもたちが多くのストレスを

長期にわたる新型コロナ禍で、子どもたちが多くのストレスを抱えていることが判明しています。子どもはストレスを言葉で表現することが苦手です。頭痛、腹痛、倦怠感、不眠、イライラ感、登校しぶり、食欲低下、過食などの身体症状やいつもと違う行動に気をつけてください。また、子どもに接するお母さん、お父さんご自身の心のケアが大切です。周りの人たちの気づきも大切です。

乳幼児健診・予防接種は推奨スケジュール通りに

乳幼児健診は、年齢ごとに起こりやすい病気や問題を早めに見つけて治療などに結びつけるために重要で、予防接種は推奨スケジュール通りに接種することが最も有効です。健診や予防接種を行っている医療機関や施設は、感染対策をしていますので、乳幼児健診や予防接種は推奨スケジュール通りに受けましょう。

新型コロナウイルス感染症の流行により、これらの実施方法が変更となっている場合がありますので、かかりつけ医や自治体の母子保健担当部局等にお問い合わせください。

地域子育てネットワークだより、令和3年4月

兵庫県加東市上久米の「やしろの桃園」

150. 学校が一斉閉鎖にならないように 2月号

2020-01-10

新型コロナの感染拡大が続き、ついに緊急事態宣言が出されました。昨年の緊急事態宣言では、学校は一斉に閉鎖され、子どもから教育の機会を奪っただけではなく、屋外活動や社会的交流もできなくなり、子どもを抑うつ傾向に陥らせ、心身に影響を及ぼしました。

その後の研究から、新型コロナはインフルエンザと異なり、子どもは大人と比べて感染しにくく、感染しても軽症であり、死亡例がほとんどないことが、わかってきました。このような理由から、このたびは小中学校の一斉休校の措置がとられなかったようです。

しかし、最近では、感染の拡大に伴って感染する子どもが増えています。しかも、感染した子どもは、鼻咽頭や便にウイルスを長期間・大量に排泄し続けていることもわかってきましたので油断はできません。

クラス内にクラスターが発生しないように、三密(密閉、密集、密接)を避け、マスク・手洗いをしっかりと守ってください。

 

149. インフルエンザワクチン接種を早めに受けよう 

兵庫県子育てネットワーク2020年12月号

新型コロナの流行で、季節性インフルエンザワクチンの接種が例年より早く、65歳以上の高齢者には10月1日より、上記以外の方は10月26日より接種できます。医療従事者、基礎疾患を有する方、妊婦、生後6ヶ月~小学校2年生は、できるだけ早めに接種されることをお勧めします。幼少児や高齢者に接する仕事の方も同様です。

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。何よりも今流行中の新型コロナと症状が似ているので要注意です。インフルエンザワクチンは、発病を必ずしも防ぐわけではありませんが、重症化を予防する効果があります。

接種に当たっては、あらかじめ医療機関にお電話され、予約してください。なお、料金は、お住いの地域で、医療機関により異なりますのでよくお確かめください。

2020-10-17

兵庫県子育てネットワーク2020年12月号

148. テレワークで子育てが変わる

新型コロナ流行をきっかけに、テレワーク(在宅勤務)で親が家庭いる時間が長くなり、また「中央から地方へ」という新しい生活スタイルが始まりました。

親が家にいると、子どもはいっしょに遊びたがり、テレワークの邪魔になることもあります。これで児童虐待が増えてはなりません。地域での子育て家庭への新しいかたちの支援・見守りが求められます。

これまで地域との関わりの少なかった働くお母さん・お父さんが、地域社会の一員として、地域活動にうまく入り込めるきっかけづくりが必要です。

地域での「子育て応援ネット」のもつノウハウが、新しい時代の住みよい町づくりに、役立つにちがいありません。テレワークで公園から子どもたちの大きな遊び声が響きわたる、活気ある町づくりのきっかけにしたいものです。

2020年9月

 

147. ビデオ通話で遠隔地にいる孫の顔が

2020/7/19      令和2年8月号

新型コロナ感染防止のために、学校は休校となり、外出自粛が求められ、新型コロナ後の新しいライフスタイルが話題になっています。

これまで若者中心に利用されていたビデオ通話を、祖父母世代も使い始め、遠隔地の孫の顔を見ながら会話を楽しめるようになりました。学校が休みになったこともあり、以前よりも孫との会話の機会が増えたと喜んでおられる方もおられるでしょう。

ビデオ通話で積み重ねてきた孫のイメージから、次回出会ったときに抱きしめた感触を想像するだけでワクワクします。その日が待ち遠しくなります。

これまで、小・中学生はスマホを控えるようにと指導していましたが、このようにスマホを通じてしか、お友達と連絡が取れない生活が続くと、子どもたちの心のケアにも役立ったことでしょう。

とはいえ、スマホだけでのお友達とのコミュニケーションの物足りなさを、身をもって感じとってくれたにちがいありません。