秋本番です。感染症の流行も収まり、注意すべきは子どもの事故です。自宅の窓を開け放し、清々しい空気を取り入れようとする秋に、気をつけたいのがベランダ・窓からの墜落事故です。
最近5年間に、9歳以下の小児が建物から墜落し死亡する事故が37件も発生しています。とくに3~4歳で多くみられます。 年少児ほど体重に占める頭の割合が大きく、墜落時に頭が下になり、頭部外傷が起こりやすく、重症にもなりやすいのです。
事故発生の原因としては、ベランダや部屋の出窓から転落、とりわけ、ベランダや窓際の椅子や不用意に置かれた物を踏み台として、転落するケースが多くみられます。
予防対策としては、1)子どもだけでベランダに出さない、ベランダを遊び場にさせない、2)窓の近くやベランダに踏み台になるようなものを置かない、3)出窓には必ず施錠しておくこと、などに気をつけてください。
2023.9.1.
兵庫県地域子育てネットワーク 10月号


最近の政府広報(2022.2.1.付)や国民生活センター(2021.10.19.付)では、子どもの窒息事故の報告を取り上げています。毎年、80人近くのゼロ歳児が、不慮の事故により死亡しており、その80%近くが「窒息」が原因です。1〜4歳児でも、不慮の事故による死亡がほぼ同数あり、うち、30%がやはり「窒息」が原因です。ここ数年、この数字に大きな変化がありません。