年々暑くなっている日本列島。夏の猛暑日や熱帯夜は当たり前となり、近年は40℃を超えるような日もでてきました。 熱中症自体は梅雨入り前の5月から発生します。
環境省では、熱中症の危険度を判断する数値として平成18年から暑さ指数(WBGT)の情報を提供しています。
暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)とは、人間の熱バランスに影響の大きい気温・湿度・輻射熱(ふくしゃねつ)の、3つを取り入れた温度の指標です。輻射熱とは、日射しを浴びたときに受ける熱や、地面・建物・人体などから出ている熱です。温度が高い建物やアスファルトの広い駐車場などからは、とくにたくさん出ています。
最近では、自分のいる場所での気温・湿度とともに暑さ指数(WBGT)の情報をスマホのアプリで簡単に知ることができます。また、家庭で暑さ指数(WBGT)を測定する機器も発売されています。気温だけでなく、暑さ指数(WBGT)を指標とした暑さ対策をしてください。
2025.5.4.