ジェンダー平等を実現しよう

持続可能な社会づくりのための目標、SDGsのひとつが、「ジェンダー平等を実現しよう」です。

ジェンダーとは、社会的・文化的につくられる性別のことを指します。今の日本では、ジェンダーがキャリアにおいて障がいになっており、家庭での男女の役割分担がまだまだ固定的で、国会議員数においても女性は10%未満です。

小学5年生の孫娘が久方ぶりに我が家にやってきました。彼女は背も伸び、思春期をむかえ初めており、これまでと随分と雰囲気が変わってきたようです。

学校での友達の話を聞かせてくれました。彼女は女児の輪の中での方が、居心地良いそうですが、女児の中には、男児と一緒の方を好む児もいるようで、理解できないと不思議がっています。彼女には、すでに「ジェンダー」を意識した生活が始まっています。

これまでの規範にとらわれない新しい社会を、子どもたち自身がどのようにつくり上げていくのか楽しみです。静かに見守りたいと思います。

2021.11.7

あとがき

トップ画面へ

新型コロナの流行でずっと家に閉じこもっていましたので、思ったよりも早く回想記前編としてまとめるに至りました。

私自身の人生にとって、あの1995年の阪神大震災が大きな転換期でした。社会全体をみても、1990年代に入り経済成長は鈍り始め、1995年を界に、インターネット社会に入っていきます。

阪神大震災のときにはまだ携帯が普及しておらず、周りと連絡を取るのに公衆電話の前に列ができていました。

私の前半の人生での大きな出来事は、やはりパリでの生活です。

日本にいる母が、定期的に郵便で送っていた写真をアルバムに整理し、エアロメールを大切に保存してくれていました。おかげで当時を思い出す手がかりとなりました。私よりはるかに記憶力に優れている道子が、私の記憶間違いを正してくれました。

こうして書き綴っていると、本当に素晴らしい先輩や同僚に恵まれた生活を送れたことに、幸せを感じています。

この回想記を書く動機付けとなったのは、私のブログにいつも目を通してくれている人たちです。

特に、「赤ちゃんの四季」を出版するにあたり、大変お世話になった谷川亜有美さんは、少しブログに間が空くと、私の健康を気遣ってくださいます。

そのメールに励まされて、ブログを書き続けることができました。今回の回想記前編の編纂するにあたっても、大変お世話になりました。

折り返し点以後は、これまでに書き留めてきた文が、電子媒体として残っていますので、それらを整理し、自らの寿命を見つめながら、焦らずにまとめていこうかと思っています。

2021年11月

トップ画面へ


今後の予定

第6章 インターネット社会の到来

第1話 マックとの付き合い

第2話 「あたたかい心を育む」運動に

第3話 大学病院と危機管理

第4話 小児医療の崩壊が起こる

第5話 アンバウンド研究の再開

第7章 新型コロナウイルスの流行

第1話 新型コロナ物語

第2話 80歳を過ぎて病との闘い

第8章 ポストコロナ社会 ICTに夢を託す

第1話 AIの活用が格差社会を是正する

第2話 AIが高齢社会を支える

など