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新型コロナの流行でずっと家に閉じこもっていましたので、思ったよりも早く回想記前編としてまとめるに至りました。
私自身の人生にとって、あの1995年の阪神大震災が大きな転換期でした。社会全体をみても、1990年代に入り経済成長は鈍り始め、1995年を界に、インターネット社会に入っていきます。
阪神大震災のときにはまだ携帯が普及しておらず、周りと連絡を取るのに公衆電話の前に列ができていました。
私の前半の人生での大きな出来事は、やはりパリでの生活です。
日本にいる母が、定期的に郵便で送っていた写真をアルバムに整理し、エアロメールを大切に保存してくれていました。おかげで当時を思い出す手がかりとなりました。私よりはるかに記憶力に優れている道子が、私の記憶間違いを正してくれました。
こうして書き綴っていると、本当に素晴らしい先輩や同僚に恵まれた生活を送れたことに、幸せを感じています。
この回想記を書く動機付けとなったのは、私のブログにいつも目を通してくれている人たちです。
特に、「赤ちゃんの四季」を出版するにあたり、大変お世話になった谷川亜有美さんは、少しブログに間が空くと、私の健康を気遣ってくださいます。
そのメールに励まされて、ブログを書き続けることができました。今回の回想記前編の編纂するにあたっても、大変お世話になりました。
折り返し点以後は、これまでに書き留めてきた文が、電子媒体として残っていますので、それらを整理し、自らの寿命を見つめながら、焦らずにまとめていこうかと思っています。
2021年11月
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今後の予定
第6章 インターネット社会の到来
第1話 マックとの付き合い
第2話 「あたたかい心を育む」運動に
第3話 大学病院と危機管理
第4話 小児医療の崩壊が起こる
第5話 アンバウンド研究の再開
第7章 新型コロナウイルスの流行
第1話 新型コロナ物語
第2話 80歳を過ぎて病との闘い
第8章 ポストコロナ社会 ICTに夢を託す
第1話 AIの活用が格差社会を是正する
第2話 AIが高齢社会を支える
など