囲碁の歴史を辿って

秋晴れの午後、東大阪市にある大阪商業大学で、「大囲碁史展―囲碁史料の深奥に迫る」が開催されているとのこと、村岡美香プロに引率されて囲碁サロンの仲間7人と出かけました。

今回の特別展示では古代から現代までの囲碁用具や各種文献が集められています。

囲碁は2500年以上前に古代中国で生まれた遊戯で、日本への伝来は飛鳥時代の頃と考えられています。

とりわけ江戸時代には、武士階級で大変人気であるだけでなく、花魁が碁盤に向かっている様が浮世絵として描かれているのには驚きました。

さらに、明治期に入ると女性が身に付けるべき作法として、茶の湯(茶道)が広まりました。江戸時代には、茶道は主に武家の男性が教養として学んでいましたので、下図の説明として「女禮式」とあるのは女性のための茶道の礼法という意味です。本作の構図のように茶道を学ぶだけでなく、教養として碁が打たれることもしばしばあったようです。

現代でも、多くの教養ある女性たちが囲碁教室に通っているのと共通するようです。 2025.11.29.

                       女禮式茶の湯(明治時代)