第2日目 8月5日 火曜日
神戸にいる時よりもぐっすり眠れました。
朝肌寒くて目を覚ますと、部屋の設定温度が23℃、セーターを重ねるとちょうどです。ネットで今日の気温を調べると、最高20℃、最低16℃です。意外なのは曇り予報ですが、湿度が80%以上とその高さに驚きました。気温が低いので、湿気を感じません。
さすがに、森と湖の国フィンランドです。
昨日、着陸時に機窓から緑に包まれた森と湖が見られます。まるで湿地帯の中に森がある感です。湿度が高いのも納得いきます。
フィンランドの建築物は、内装、外装至る所に木材が使用されています。コンクリートの剥き出しの建築物などありません。彼らが自然を大切にしているのがよくわかります。
早朝に到着した息子家族4人は、大きな荷物をホテルに置いて、Moomin Worldへ出かけました。私は、あまり歩き過ぎると、足が浮腫むのでただ見送るだけです。明日からできるだけ一緒に行動しようと考えています。

スウェーデン系フィンランド人の作家であり画家としても知られるトーベ・ヤンソン(Tove Jansson 1914-2001)が、1944年にスウェーデン語の雑誌「ガルム」で挿絵としてムーミントロールを登場させたのが「ムーミン」の始まりです。
何も、あちらこちらに行かなくても、ヘルシンキのホテルにいるだけで、多くの新しい発見があります。
お昼に、ランチのために中央駅近くのShopping Centerに出かけました。平日の昼間であるにも拘わらず、若い人たちが多いことです。とくに、男性の若者が目立ちます。高齢者の人影はまばらです。
平日の昼の日本のレストランでは、高齢者が多いのと、対照的です。高福祉国家と言われるフンランドの高齢者事情を、少し調べてみました。
フィンランドの高齢者事情
フィンランドの人口は約550万人と、ほぼ兵庫県の人口に匹敵する国です。
フィンランドの平均寿命は、女性が約84歳、男性が約79歳です。これは、日本と比較すると、男女ともに約2年短いですが、それでも長寿な国として知られています。
フィンランドの高齢化率は、EUの中でも急速に進んでおり、2023年には65歳以上の人口が総人口の23.6%を占めています。フィンランドも高齢化社会の問題に直面しており、社会保障制度や医療、介護サービスのあり方が重要な課題となっています。とは言え、日本の65歳以上の人口が、総人口の30%近くを占めているのに比べると、まだましです。
フィンランドは、65歳が一般的な定年年齢だそうです。
高齢者の生活の質を向上させるための様々な取り組みを行われています。例えば、ケアワーカー(ラヒホイタヤ)の平均賃金は、2019年には月額2480ユーロ(約30万円)と、他の職業と比較しても高い水準であると報告されています。
気になるフィンランドの年金についてみると、国民年金の満額(単身者)は,月額約11万円(2022 年)です。 所得比例年金 1 に対し0.5が国民年金から減額され,所得比例年金額が月額22万5千円のときに、国民年金は支給されなくなるそうです。
因みに、労働者の2024年の平均年収は、約50,000ユーロ(約800万円)程度と推定されます。
フィンランドは高福祉国家と言われますが、何だか日本の高齢者の方が恵まれている感じがします。街中に出ている高齢者が、日本の方が圧倒的に多い理由がわかる気がします。