現在、広く使われているChatGPTのような人工知能AI( Artificial Intelligence)は、「特化型AI(Narrow AI)」と呼ばれ、翻訳、顔認識、囲碁・将棋、検索といった特定のタスクには優れています.
進化した汎用人工知能(AGI:Artificial General Intelligence)は、さらに高度な機能を持っており、人間と同じように自ら仮説を立て、幅広い課題に柔軟に対応できるとのことです。
すなわち、
➀医療と法律といった複数分野を組み合わせて考える、
➁未知の課題にも創造的な解決策を見つける、
➂人間の介入なしに、自律的な学習と行動、
➃文脈理解や常識的判断に優れる。
といった人間の思考活動により近づいてきます。
現時点(2025年)では「AGIに近づく途中段階のAI」が徐々に登場しつつあり、5年後には、かなり普及すると言います。
ChatGPTによると、5年後のAGIにできること、注意点・検討すべき課題は次のとおりです。
- 医学分野では、創薬研究においてAI自身が作業仮説を設定し、素晴らしい効果のある新薬開発を行う。
- 高齢者の生活支援として、➀介護・医療・感情ケアを統合的に支援(病気の兆候を発見し、本人や医師に適切に伝える)➁認知症の進行を予測し、日常生活をサポートなどはできますが、本格的な介護用ロボットの開発はまだ先になるようです。
- 児童や学生一人ひとりの最適な学習法を提示。教師の役割を一部代替し、教育格差を是正する。
- 科学研究の加速:新薬の発見以外に、新エネルギー開発に貢献、膨大な研究論文を理解・整理し、新しい仮説を自律的に提示する。
- 法律・経済・倫理を考慮しつつ、政策の影響をシミュレーションし提案する、弁護士業務の補助(相談、契約書作成、判例解析など)などが考えられています。
注意点、検討すべき課題としては
- 安全性や制御の課題:AGIが人間の意図と異なる行動をとるリスク
- 雇用の変化:人間の職業の多くが自動化される可能性
- 倫理と法制度:責任の所在、偏見の除去、プライバシーの保護など
2025.7.17.