阪神淡路大震災からもうすぐ30年になります。当時、災害が子どもたちの心に大きな影響を与えることが大きく注目されました。子どもたちは、災害の正体がわからず、自分で対処できる範囲も限られていたため、より不安を感じていたのです。
こわい体験や喪失体験(親しい人との別れ、住居の損壊、生活環境の変化、おもちゃ・人形の喪失など)、あるいは長期にわたる異常な生活環境(避難生活、食生活・大気汚染など)によって、子どもたちに身体的な症状や行動上の問題が現れることを指す「PTSD(Post-traumatic Stress Disorder, 心的外傷後ストレス障害)」が、国民の間で広く知られるようになりました。
子どもたちは、不安な気持ちを遊びの中で表現したり、絵に描いたり、話をしたりすることで心を整理し、それが周囲の人々に受け入れられることで異常な体験を過去の記憶として処理していくことを私たちは学びました。
2024.11.17. 兵庫県地域子育てネットワークだより12月号