断捨離を、単なる片付け論と認識している方も多いと思いますが、ヨガの思想が元になっているため、単なる片付けとは異なるようです。断捨離のそれぞれの文字には、断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)の意味があります。
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- 断行(だんぎょう):入ってくる不要な物を断つ
- 捨行(しゃぎょう):家にずっとある不要な物を捨てる
- 離行(りぎょう):物への執着心をなくす
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この歳になると、死ねば諸共、灰に来すに違いないと、わざわざ断捨離を考える必要性がありませんでした。今夏の猛暑がトラウマになり、手狭な高齢者向けのワンルームへの引越しを衝動的に決意してしまい、何を残しておくべきか途方に暮れています。
書類・アルバムはデジタル保存で
幸いなことに、今の時代は本や文書類は電子媒体に保存可能であり、1枚のSDカードで十分過ぎます。もう本箱は入りません。2008年以後の写真の多くは、Macの写真フォルダーに保存されていますので、全く問題ありません。それ以前の写真は、デジタル保存しているものは限られています。
整理をしていると、これまで存在すら忘れていた私の母のアルバムまで埃まみれで残っていました。母の結婚前の昭和初期の貴重な写真です。道子と私の幼少時のアルバムもあります。全てを灰にするのも忍び難く、取り敢えず、ページごとにスキャンし、アルバムの現物保存については検討中です。
幸いなことに、道子と結婚後の写真は、息子・娘たちが金婚式のお祝いにアルバムを編纂してプレゼントしてくれたものがありますので大助かりです。後は、各部屋に飾っていた孫たちの写真や現役時代の仲間との額縁入りの思い出の写真だけです。最小限の枚数に絞り、こつこつと暇を見つけてするしかありません。
これらの写真も、SDカードに入れておけば、デジタル・フォトフレームに次々と映し出されます。置き場所を取らず、永遠に?記録と残っていくものと期待しています。 2024.10.28.