アメリカの教育者ドロシー・ロー・ノルトは、1999年出版の育児書「子どもが育つ魔法の言葉」として、
• 分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
• 誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
• とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
• 子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
• 親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
などを取り上げています。
「誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ」
最近、私自身が囲碁を学んでいます。囲碁の先生から、たまに「いまの一手は素晴らしい」と誉められると、舞い上がってしまいます。とくに、自分が考え抜いた末の一手であるとなおさらです。自分がワンランク上達した気分になります。
子育てにおいても、学校教育においても、友達づきあいでも、タイミングよく、自然に相手を褒めることです。囲碁仲間の米寿(88歳)の友も、誉め言葉に照れながら腕を上げています。舞い上がるのは、子どもだけではないのです。
2024.9.13. 地域子育てネットワーク連載原稿