乳幼児健診の目的は、年齢ごとに起こりやすい病気や問題を早めに見つけて治療に結び付けることです。予防接種も、感染症にかかる前に接種することが極めて大切です。
新型コロナウイルス感染症については、小児では成人に比べて感染し難く、また重症化する例が少ないため、ワクチン接種は高齢者からスタートしています。一般的に、小児、とくに乳幼児では感染症に対する免疫力が低いために、多くの予防接種は満1歳までに実施されています。
集団・個別に関係なく、子どもや付き添いの保護者の方に発熱や咳などの症状がないことを確認して受診して下さい。付き添いの方は手洗いを行って、マスクを着用して下さい。ただし、2歳未満の乳幼児でのマスク着用はむしろ危険です。
乳幼児健診やBCGなどの予防接種を集団で実施している市町村では、地域の流行状況により柔軟に対応しているところもあり、保健所や保健センターに確認して下さい。
兵庫県子育て支援 2021-5-17