150. 学校が一斉閉鎖にならないように 2月号

2020-01-10

新型コロナの感染拡大が続き、ついに緊急事態宣言が出されました。昨年の緊急事態宣言では、学校は一斉に閉鎖され、子どもから教育の機会を奪っただけではなく、屋外活動や社会的交流もできなくなり、子どもを抑うつ傾向に陥らせ、心身に影響を及ぼしました。

その後の研究から、新型コロナはインフルエンザと異なり、子どもは大人と比べて感染しにくく、感染しても軽症であり、死亡例がほとんどないことが、わかってきました。このような理由から、このたびは小中学校の一斉休校の措置がとられなかったようです。

しかし、最近では、感染の拡大に伴って感染する子どもが増えています。しかも、感染した子どもは、鼻咽頭や便にウイルスを長期間・大量に排泄し続けていることもわかってきましたので油断はできません。

クラス内にクラスターが発生しないように、三密(密閉、密集、密接)を避け、マスク・手洗いをしっかりと守ってください。